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連日感染者の増加に歯止めのかからない「新型コロナ」だけどさ、「抗体カクテル療法」っていうのがあるんだってね。
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先日、「菅義偉」首相が、重症化を防ぐ効果がある「抗体カクテル療法」を「在宅患者も含めた取り組みを進める」と話したようですが、、、
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そもそも、「抗体カクテル療法」って何なんだ??
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少し調べたところによると、ウイルスの中和抗体の「点滴薬」だそうです。
「カシリビマブ」と「イムデビマブ」という2つの中和抗体を組み合わせることで効果を得られることから、「カクテル」という言葉が使われているそうです。
主に、軽症、中等症の患者に効果があるようです。
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ふむふむ。
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「中外製薬」が申請して、先月、特例承認されたばかり新薬です。
軽症者対象の初の治療薬として注目されています。
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軽症者対象向けの治療薬だから、症状の軽い「在宅患者」に利用しようと考えているのか。
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症状の軽い「在宅患者」といっても、「点滴薬」ですよ。
自宅で点滴というのは、ちょっと実行が難しそうです。
ただでさえ、病院に負担がかかっている状況ですので、訪問して点滴というのは普通に考えて無理でしょう。
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だったら、軽症患者は、「外来」で受けてもらうようになるのかな。
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その場合、コロナ感染者は、どうやって病院に行くのでしょうか、、、
感染者が公共交通機関などを使って移動した場合、更に感染が広がる可能性もありますし、、、
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ということは、軽症患者に「抗体カクテル療法」を利用しようと思っても、使いにくいね。
入院させられればいいけど、病床は重症患者のために空けておく必要もあるし。
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それに、この新薬は、「基本的に7日以内に投与する」ことが前提なんだそうです。
現在のところ、流通や在庫が不十分で、「在宅患者」まで、手が回らないという事情もあるようです。
それを踏まえて、「厚生労働省」は、まずは入院患者に投与する形で対応し、在宅患者への投与に慎重な姿勢を示しているようです。
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ここのところ、一気に感染者が増えてきているからね。
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この状況が更に進むと、「医療崩壊」という言葉が見えてきます。
そうならないために、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が行われるわけなんですが、、、
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その傍らで「オリンピック」は盛大に開催されているからね。
連日のメダルラッシュで、盛り上がってるしさ。
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「オリンピック」が悪いわけではありませんが、行政側から、もう少し強く「感染」を抑制するような、対策や訴えが必要だとは感じます。
▼ 点滴投与の「抗体カクテル」自宅療養で行き届く?
→→ ANNnewsCH(2021年8月3日)
▼ 厚労省「抗体カクテル」薬を承認 軽症・中等症向け
→→ FNNプライムオンライン(2021年7月20日)
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