「クイーンビートル」が韓国企業に売却だって

先日、福岡市の都市高速を走っていたら港に停泊している「クイーンビートル」を見かけてさ。

あの船、今後、どうなるんだろう？？　って思ってたら、韓国企業に売却することが決まったようだね。

「クイーンビートル」って、福岡の博多と韓国の釜山を行き来する船だったよね。

船内に浸水があったことを隠して就航してたって問題になってたよね。

そうそう。その問題以降、運休となり、その後、撤退という流れになった。

そして、その船が韓国企業に売却と、、、こんな流れかな。

たしか「クイーンビートル」って完成したのがコロナ禍の時で、なかなか運行できなかったんだよね。

コロナ禍がある程度収まった２０２２年１１月から、博多 – 釜山間で就航が始まった。

でも、３ヶ月後の２０２３年２月、船体にヒビが見つかり修理のためドック入り。

修理後、再運行を始めるも、浸水隠し問題が発覚し事業断念。今回の船体売却に至るわけだ。

できたばかりの新造船だったのに、すぐにヒビが発生したのであれば、明らかな設計段階でのミスなんじゃないかな、、、と思うけど。

だったら、実際に運行された期間ってかなり短いよね。

実際に乗った人って少ないんじゃないかな。

あ、実はウチ、２０２２年１１月の就航開始後、すぐ乗ったよ。

就航記念価格、半額で乗れたから。ただ、コロナ禍は続いていたから、韓国への入出国の際には「K-ETA」とか「Visit Japan Web」の申請が必要だったけど。

えっ！！　ボス、乗ったの！？

うん。

今から思うと、数少ない利用者の一人ということになるな。

綺麗な船だったよ。シートも高級感があったし、売店やカフェもあった。

大きな荷物の持ち込み可能だし、自転車なんかも乗せられるようになってた。

何枚か写真を載せておこう。

ただ、乗った感想なんだけど、、、

行きは特に波が高いわけでもなかったのに、走っている時にビリビリという振動音が気になったんだよね。

気になりだしたら、それが不快でさ。今に思えば、船体の構造に欠陥があったのかもしれない。

ちなみに帰りは波が高くて、揺れまくったよ。売店の営業は中止になるし、乗客の半数が船酔いしてたよ。

スタッフも具合の悪くなったお客さんの対応で右往左往してたな。

幸い、ウチは船酔いには強い体質だったから、大丈夫だったけど。

ボスの体験談はいいとして、この船を購入した韓国企業は、どこで運行するんだろう？？

波の高くなりやすい外洋での運行は向かないんじゃないかな。

穏やかな内海とか、比較的近い島への就航便とかの運用がいい気がする。

売却に際し、「日本と韓国を結ぶ航路には運航させないこと」という条件は盛り込んだようだ。

韓国で船っていうと、あの「セウォル号」沈没事故が思い出されるよね。

あの船も、元は日本で運行していたものを買い取って改造して使ってたんだよね。

そうだったね、、、

あの時は修学旅行中の学生さんなんかも被害者になって韓国では大騒ぎになってたよね。

あれから韓国では船の運行条件なんかも厳しくなっていると思うので、今後の「クイーンビートル」で同じことが起こるとは思わないけど、、、

起こってもらったら困るよ、、、

この「クイーンビートル」だけど、製造はオーストラリアの「AUSTAL」社で、「HULL396 QUEEN BEATLE」という船名みたい。

乗った時に船のプレートを撮影してた。

そんな物まで撮影してるんだ。

ついでに、乗船記念のスタンプも。

そして、乗った時に一番不思議に思ったことを紹介しておこう。

なにか不思議なことがあったの？？

船内の免税ショップに、なぜか「ラーメン鍋」が売ってた。

そのお値段は「８００円」

な、なんで免税店に「ラーメン鍋」が！？

そんなの知らないよ。

きっと韓国人がラーメン大好きだからじゃないの。