イースター島で「モアイ像」が火災の被害に

南米、チリのイースター島で、山火事が発生して「モアイ像」が被害に遭ったらしい。

「イースター島」で火災？？

なんでまた、、、

なんでも、「牧草地のために野焼きを行った」ことが原因と言われているようだよ。

予想よりも燃え広がって山火事になったとか。

１００ヘクタール以上が焼けたらしい。

「１００ヘクタール」と言われてもピンと来ないよね。

「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」を合わせた「東京ディズニーリゾート」が、おおよそ「１００ヘクタール」なんだってさ。

よく比較対象にされる「東京ドーム」と比べると「２１個分」

九州にいるウチ達にとっては、これもピンとこないんだけど、「おおよそドーム球場２１個分」と考えればいいんじゃないかな。

その山火事が「モアイ像」に燃え移る？？

っていうかさ、「モアイ像」って素材は石だよね。

燃えないよね。被害とかあるの？？

火災の熱によって石が変質して、ヒビが入ったり、崩れたりしているようだよ。

ススで黒ずんだりもしているようだし。

なにせ、古いものは、７〜８世紀頃に作られたらしいからね。

新しいものでも、１７世期頃のもので、すでに３００年以上が経過してる。

あぁ、そっか。燃えなくても、熱による被害があるんだね。

「イースター島」が火山島で、そこから取れる「凝灰岩」を使って、ほとんどの「モアイ像」は造られているんだって。

「凝灰岩」は、やわらかくて、風化の影響も受けやすいらしいから、石自体が経年によって劣化しちゃってるらしい。

それを聞くと、なんか、大変な被害になってるようだね。

山火事の発生した地域に、約４００体の「モアイ像」があるらしく、その２０％になんらかの被害にあった可能性があるとか。

わっ！！　そりゃ大変だ。

それと同時に、４００体も「モアイ像」があるなんて知らなかったよ。

「イースター島」全土では、１０００体以上、存在するって話だけど。

１０００体以上！！

今後、修復作業とか大変だろうね。

日本にもさ、過去に「モアイ修復プロジェクト」に参加した企業があってさ。

クレーン会社の「株式会社タダノ」という会社。

風化して倒れてしまった「モアイ像」を、１９９２年から４年ほどかけて、１５体を修復したそうだ。

その時に、石工として参加していた「左野勝司」さんがニュースのインタビューに出てたよ。

「修復はできる」と言っていたよ。

さすがはプロだ。素人が勝手にススを取ったりするようなことはせずに、そのままにしておく方がいいと言ってた。

「餅は餅屋」ってことか。

専門家に任せるのが一番だね。

日本に限らず、石の専門家は世界各地にいるだろうから、どうしたらいいか皆で考えるといいかもね。

「モアイ像」って世界遺産になってるんだけど、世界遺産での「火事」といえば、日本では「首里城」を思い出すよね。

どちらも、修復が進むことを祈るばかりだよ。

本当に、火事は怖いね。

誰もが気をつけていはいるんだろうけど。

起こってしまったことは、どうしようもないからね。

これから気をつけようと言うしか、、、

そう言えば、ボスは、「モアイ像」を見たことあるの？？

無いよ。

南米にすら行ったことないし。

ウチが見た「モアイ像」といえば、、、

なにこれ？？

少し小さくない？？

いや、、、

福岡県中間市にある「屋根のない博物館」に展示されてる「モアイ像」で、、、

ウチが見た「モアイ像」って、これぐらいしかない。

できれば、本物を見てみたよ。