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日本代表は、ポーランドには負けてしまいましたが、「Group H」で2位となり決勝トーナメント進出を決めました。
2010年の南アフリカ大会以来の決勝トーナメント進出となります。
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「Group H」の最終結果を確認してみると、、、
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「日本」と「セネガル」が、勝ち点、得失点差で並ぶ結果となってしまって、順位決定は次の要素に。
次の「総得点」もお互いに「4点」で同じ、当該チーム同士の対戦も引き分けということで、「フェアプレーポイント」(反則ポイントの少ないチーム)の要素で日本が2位になることができたわけだけどさ、、、
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昨日の「ポーランド」戦での後半最後のパス回しによる時間稼ぎが話題になっていますね。
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「セネガル」が負けていた状況から、「ポーランド」に「0−1」のスコアであれば、2位になれるという判断だったようだね。だから早く試合が終わるようにパスを回して時間を稼いだと、、、
「0−2」になると、得失点差で3位になっちゃうから、リスクは犯さなかったんだろう。
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もし、「セネガル」が点数を入れていたらアウトだったんですよね。
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それを解った上で、試合を現状のまま流す判断を、西野監督が行ったんだろう。
もしこれで3位になる結果となっていたとしても、責任をかぶる覚悟はあったと思う。
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このプレーには、賛否両論あるようです。
明らかな時間稼ぎのフェアプレーとは言えないプレーをしながらも、フェアプレーポイントでグループリーグを突破した、、、なんて皮肉も出ています。
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本当にサッカーの試合を楽しみにしていた観客にとっては、最後はつまらない展開となっただろうね。
でも、グループリーグは3試合で2位に入ればいいので、ルール違反ではない。
相手の「ポーランド」も積極的にボールを奪いに来なかったし。
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会場からはブーイングも出ていましたね。日本代表のこのような試合は初めてのような気がします。
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同じグループの2試合が同時刻に行われているから、試合の状況によって起こったことだよね。
まぁ、同時刻開催でない場合は、後に試合をする方が、もっとあからさまな星取勘定をするのかもしれないけどさ。
相手の試合の情報をシャットアウトして判らないようにする、、、ぐらいのルールがないと、日本に限らず、どの国も同じようなプレーが起こる可能性は十分にあるよ。
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今の通信技術が発達した時代では、相手の試合状況を伏せておくというのは難しいでしょうね。
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このプレーで日本代表に失望したサッカーファンも多いだろうなぁ。
「コロンビア」が開始早々に1人退場で10人になったとはいえ勝利し、「セネガル」にも2度リードされながら追いつき引き分けに持ち込むなど、「Group H」の台風の目になってたからね。
日本に肩入れしていた他の国の人たちも増えていただろうに、、、
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主任自身は、このプレーについて、どう思いましたか??
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ウチの場合は、決勝トーナメントに進むという結果がでればOKと思っているので、その過程でつまらないプレーがあってもいいと思ってる。
まぁ、正々堂々とは言えないけど、「大人の事情」を鑑みて、、、ってことで。
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きっと選手たちも複雑な感情を持ってのプレーだったのでしょうね。
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この判断については、大会終了後に、その時の状況を選手たちが語ってくれると思うよ。
それよりも、このプレーを無駄にしないように決勝トーナメントで結果を残さないとね。
「勝てば官軍!!」
結果を残せば、今回のプレーも振り返って「戦略的プレー」とか言われるようになるよ。
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逆に決勝トーナメントで惨敗でもしたら、、、、
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その時は、今後、好き放題に言われることを覚悟しないとね。
そんなことは西野監督も解っていると思うし、それを覚悟の上の判断、指示だったと思うから尊重したい。
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決勝トーナメントの初戦は「ベルギー」です。
FIFAランク3位の強豪ですよ。
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「エデン・アザール」、「ケビン・デ・ブルイネ」、「ロメル・ルカク」、「ドリース・メルテンス」と選手も枚挙にいとまがないほどのタレント揃いなんだよね。
グループリーグ3戦目は、主力を温存して「イングランド」に勝ってるし。
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強敵ですけど、頑張ってほしいですね。
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そういえば、今回話題になったプレーだけど、「鳥かご」だよな。
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「鳥かご」??
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「キャプテン翼」で、勝っているチームが自陣でパスを回して時間を稼ぐ作戦。
「キャプテン翼」では、前年全国優勝した強豪チーム(修哲小)が弱小チーム(南葛小)相手に行ったんだけど、、、
今回はFIFAランク「61位」の「日本」が「8位:ポーランド」に対して行ったんだから面白いなぁ。
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あのパス回しは「鳥かご」っていう名称なんですね。
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いや、「鳥かご」が正しいのかどうかはわからないけどさ、、、
国際的には「Rondo:ロンド」という名称が使われているみたい。
「繰り返す」というような意味があり、パス回しのことを指すようだ。
1位:コロンビア 勝ち点6 得失点差 +3
2位:日本 勝ち点4 得失点差 0
3位:セネガル 勝ち点4 得失点差 0
4位:ポーランド 勝ち点3 得失点差 ー3
▼ 話題内のFIFAランクは「2018年6月7日時点」のものです。