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来年開業予定の「北海道日本ハムファイターズ」の球場「エスコンフィールド北海道」で問題が起こっているらしい。
なんでも、本塁からバックネット側フェンスまでの距離が、公認野球規則よりも短く設計されているそうだ。
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本来は、本塁からバックネット側フェンスまでの距離が「60フィート」以上ないとダメらしい。
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「60フィート」って言われても、日本ではフィートは馴染みがないから解りませんよ。
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1フィートが「30.48cm」、60フィートだと「1828.8cm」になる。
つまり、「18.288m」以上の距離が必要と規定されている。
その他、球場に関する規定が色々とあるんだけど、全部「フィート」表示でさ。
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なんで「フィート」表示なのでしょうか??
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野球発祥のアメリカの規則に習ったからだろう。
アメリカでは、球速も「マイル」表示だからな。
日本では、距離は「メートル」、速度は「キロ」が用いられているけどね。
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どちらかの単位に統一はできないのでしょうか??
ほら、野球でしたら、以前、日本では、カウントが「S:ストライク」→「B:ボール」→「O:アウト」の順番でしたよね。
それが、国際基準に合わせて「B:ボール」→「S:ストライク」→「O:アウト」に変更されたじゃないですか。
同じように統一できないでしょうか。
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フィートとか、マイルとかさ、日本で普通に暮らしていると、全く触れることのない単位だから導入は無理なんじゃないかな。
今の球速は「93マイル」でしたって言われても、困るでしょ。
よっぽど強力な意思を持って、最初は併記するような形から導入して、10年ぐらいかけて変更していく、、、というような手段をとれば可能かもしれないけど。
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ちょっと話は逸れてしまいましたが、新球場の規則違反については、事前に判らなかったのでしょうか??
設計時に確認をする人がいなかったのでしょうか??
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野球場を建設するときって、やっぱり建設経験のある会社や人に相談したり、アドバイスをもらったりすると思うんだよね。
だから、事前に気づくことは容易にできたと思うんだけど、なんでこんな問題になってしまったのか、、、
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せっかくの新球場ですが、残念なことになってしまいましたね。
今後、その規則違反のために、改修が行われるのでしょうか、、、
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球団側は、対応を検討中という話だけど、、、
でも、その規則って、アメリカの規則を元にして作られているらしくてさ、アメリカでは、「60フィート以上を推奨する」って表記されているんだって。
その規則が日本にきたときに、「推奨」という言葉がなくなったらしい。
だから、アメリカルールには違反してないようだ。
実際に、アメリカの球場は、「60フィート」に満たない距離の球場ばかりなんだって。
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アメリカルールって、、、
ここは日本ですよ。日本の野球規則に従わないといけないのではないでしょうか。
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海外の規則を元に作られた日本の規則だから、海外の規則に合ってればいいよね、、、って。
こんな感じで、日本の規則を見誤ったのかもしれないね。
元々、日本ハムの球場建設の構想が、海外のボールパークを手本にしたみたいだしさ。
距離が短くなることで、観客も選手を近くで見ることができるから、バックネット裏からの試合観戦時の臨場感は、全然違うものになるみたいだよ。
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もう、ほとんどできている球場ですし、プレーへの支障が無いこと、安全性に問題が無いことが確認できれば、今回は特例ということで認めてもいいのではないでしょうか。
規則も大事ですが、新球場ができることでの野球界の盛り上がりに水を差してしまうことになります。
ペナルティとして、「収益の一部を野球関連団体に寄付すること」というような感じで丸く収まるといいんですが。
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紅葉ちゃん。
日本なので、日本の野球規則に従わないといけないと言いながら、特例で認めてもいいとか、、、
どっちなんだよ。
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規則には従わないといけませんが、ここまで出来ているものを作り直すのも、、、
要するに「臨機応変」に対応して欲しいってことです。
だからといって、やったもの勝ちみたいな感じになってはいけませんので、何らかのペナルティは必要だと思います。
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でもさ、これが認められたら、他の球場もバックネット裏の改修を行うところが出てくるかもしれないね。
それはそれで、野球界が盛り上がって良いのかもしれない。
ほら、近年になってファールゾーンに「フィールドシート」が増設されたようにさ。
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せっかく、日本ハムが新球場を建設して、野球界が盛り上がっているんですから、なんとか良い形で問題が解決することを期待しましょう。
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