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ブラジルの名門サッカーチーム「コリンチャンス」が、「10月8日(現地時間)」に行われた「アトレティコ」戦で着用したユニフォームが話題になってるね。
日本語の書かれたサードユニフォームを着用したんだって。
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サードユニフォーム??
ホームとアウェー以外にもユニフォームがあったりするんだね。
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ほら、野球みたいに攻撃と守備が完全に分かれていたり、バレーボールみたいにチームでエリアが分かれている競技ならいいんだけど、サッカーとかバスケットボールのような攻守の入れ替わりが頻繁に起こるスポーツだと、ユニフォームの色が同じような感じだと見にくいよね。
両チームのユニフォームカラーが似たような色で、見分けがつにくいような場合のために用意されているのが、サードユニフォーム。
もちろん、そういうときのためだけではなく、イベントやキャンペーンが絡む試合などで着用されることもある。
今回、「コリンチャンス」が試合で着用したユニフォームが、これ。
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なにこれ!!
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首の後ろの裏地には「日本」の国旗も見える。
背中の選手名は「カタカナ表記」。
このカタカナのフォント(書体)が、ちょっとダサい。
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こんなユニフォームを着て試合をしたの??
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そのようだ。
「コリンチャンス」のホームゲーム、「アレーナ・コリンチャンス」で「アトレティコ」を迎えて試合は行われ、結果は「2-1」で「コリンチャンス」の勝利。
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このデザインさ、あたしは、あんまり良いとは思えないんだけど。
このユニフォームを着て、試合をしているところを見ると、なんだかシュールな感じをうけたよ。
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ウチ達は日本人だからね。日本語に親しんでいるからそう感じるのかも。
海外でのこのユニフォームの評価は、悪くはなく、受け入れられているようだよ。
まぁ、サードユニフォームだから、そんなに着用する機会も無いと思うけど。
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そういや、日本でも「英字新聞デザインのプリントシャツ」とかあるね。
あれも、格好良いと思ってても、英語圏の人から見たら、変に感じる部分があるのかもしれないね。
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そういや、ウチも昔、英字新聞のようなプリントシャツを良く着てたな。
書いてある文字の意味を調べるようなことはなかったけど、もしかしたら、変なことが書かれていたのかもしれない。
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でもさ、何でこんなデザインのユニフォームにしたんだろう??
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Nikeのインスタグラムに以下の記載があった。
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要するに「日本での勝利から10周年の記念ジャージ」ということ。
「コリンチャンス」は、10年前の「2012年」に、日本で開催された「FIFAクラブワールドカップ」で優勝し、その年の世界のクラブチームの頂点に上り詰めたんだよ。
それから「10周年」の記念ジャージってことだな。
日本で優勝したから、日本語をデザインしたんだろう。
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あぁ、なるほど。そういうことか。
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Nikeのインスタグラムには、ユニフォームのプロモーション動画もアップされていたな。
日本のコミックとコラボレーションしたような動画だった。
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ユニフォームを見ると「これがコリンチャンスです。」って書いてあるね。
わざわざ、句点まであるよ。
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この言葉の選び方も面白いよね。
日本人だったら、「われわれがコリンチャンスだ」とか、「しょうり コリンチャンス」なんて言葉を選びそうだけど。
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きっと、この文字って、デザインなんだよ。
特に意味を重視したわけじゃないと思うよ。
あたしたちは日本語の意味が解るから、変に感じるけど、海外の人にとってみればどうでもいいんだと思う。
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そうかもしれないね。
これ、何が書いてあるの?? って聞かれても「日本語」のカタカナで「コリンチャンス」って書いてあるよ、、、って答えるだけだからね。
文字の意味は追求する必要も無いのかもな。
CORINTHIANS 2 x 1 ATHLETICO:舞台裏
Corinthians TV(2022年10月10日)
A third jersey to celebrate the 10-year anniversary of @Corinthians victory in Japan. Representing the unforgettable journey of passion and resilience that put “Timão” back on top of the football world. Coming soon to nike.com.
Nike Instagram 動画
nikefootball
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