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立て続けに2つの反則負けのニュースが出てた。
1つは「柔道」で、もう1つは「将棋」だ。
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「柔道」での反則負けは、よくあるよね。
ほら、「指導」を3回受けると負けになっちゃうし。
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そう、それ。
千葉ポートアリーナで、本日開催された「講道館杯」、女子78キロ超級の2回戦、「朝比奈沙羅」選手と「粂田晴乃」選手の対戦で起こったんだよ。
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「指導」3回で負けって、別に珍しくないよね。
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それがさ、両者が2つずつ「指導」をもらっていた状況で、両者に3つ目の「指導」が宣告されたんだよ。
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えっ!! 両者に3つ目の「指導」!?
その場合、どうなったの??
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両者共に反則負け。次の3回戦は、両者反則負けのため、対戦予定だった相手の不戦勝になったそうだ。
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こういうことってあるんだね。
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「朝比奈沙羅」選手は、世界柔道選手権で、2017年、2018年、2021年と金メダルを獲っている有力選手なだけに、両者反則負けという結果が注目されたわけだけど。
9月の試合で右膝半月板を傷めていて、十分な練習ができなかったため、積極的な試合展開ができなかったという事情もあったようだ。
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両者反則負けということもあることを覚えておこう。
それで、「将棋」の方は??
以前に、「二歩」での反則負けが起こったことは話題にしたよね。
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対局中に、「30分以上マスクを外したままでいた」という理由で反則負けになったそうだ。
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なにそれ!!
対局中にマスクをしていないと「反則負け」になるの!?
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第81期名人戦A級順位戦、「佐藤天彦」九段と、「永瀬拓矢」王座との大局で起こったみたい。
日本将棋連盟は、新型コロナウイルスの流行を受けて、今年の2月1日から、健康上やむを得ない理由がある場合を除いて、「対局中は、一時的な場合を除き、マスクを着用しなければならない」と定めていたそうだ。
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そんな規定があったんだ。それで反則負けか。
規定だから仕方がないけど、ちょっと可哀想な気がする。
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これもさ、賛否両論出ているようなんだよ。
マスク着用について、そのことを指摘や注意されることもなく、いきなり反則負けにされたようでさ。
何かに集中すると、マスクをつけているかどうかなんて、解らなくなっちゃうことってあるよね。
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あー、そうだね。
新型コロナウイルスが流行り出して、マスクをつけることが当然のようになったけどさ、集中して作業なんかしていると、マスクを付けているのかどうかなんて気にならなくなるよね。
あたしも、マスクをしたまま、お茶を飲もうとしたことがあるよ。
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対局中は、集中して考えているだろうからね。マスクのことなんか気にしてなかったんだろう。
せめて、しばらくマスクをしてない時点で、係員などが注意を促せば良かったと思うんだけど。
なんにしても、「マスクの着用」を理由にした反則負けは、初めてのことらしい。
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次からは、しばらくマスクを外した状態でいると、注意されるようになるかもね。
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その前に、マスクを外す人は、いなくなるんじゃないかな。
離席して、一時外すってことはあるだろうけど。
「反則負け」という前例ができちゃったからね。
【反則負け】対局中に長時間マスク外し…佐藤天彦九段 日本将棋連盟で初のケース
日テレNEWS(2022年10月29日)
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