「１２月２日」から「マイナ保険証」に移行ということだけど

「１２月２日」から、これまでの紙の保険証が使えなくなり、「マイナ保険証」に移行されましたね。

とは言っても、特例措置で「２０２６年３月末」までは期限切れの従来型の保険証でも受診できるようになってるし、また、マイナ保険証未登録の人には「資格確認書」が交付される。

だから、移行と言っても「完全移行」ではないな。

でも、マイナンバーカードと保険証を紐づけていない人って、そんなに多いのでしょうか？？

以前行われた「マイナポイント」の政策で紐づけた人は多いと思うのですが。

あの時は、カード発行で「5,000ポイント」、保険証と紐づけで「7,500ポイント」、公金受取の口座登録で「7,500ポイント」、合わせて「20,000ポイント」が貰えたんだよな。

ウチは「PayPayポイント」で貰って、有意義に利用させてもらった記憶がある。

２０２２年にも保険証の紐付けについて話題にしてたんだが、その時点でのカードの普及率は「４９％」だったみたい。

現在、「マイナ保険証」を所有している人は「７０％」を超えているらしいんだけど、利用率は「４０％弱」なんだとか。

つまり、「マイナ保険証」を持っているのに、従来の保険証を利用している人が多いってことだ。

その気持ちは理解できる気がします。

私も「マイナ保険証」で受診したことがあるんですが、読み込ませた後に暗証番号の入力を求められたりして面倒だった気がします。

そもそも、初めて利用するときは、どうやって利用すればいいのか解らないと思います。年配の方だと特に。

従来の紙の保険証であれば、提出するだけでいいですからね。

それこそ、マイナポイントを配布して普及を促していた頃は、病院側にも「マイナ保険証」を読み取る端末が無い、、、なんてこともあったけど、今やどこにでもあるからなぁ。

「マイナ保険証」を利用すると、過去の通院歴やお薬情報なんかも記録されているから、利便性は高いんだけどな。

以前、話題にした時にも述べましたが、「１枚のカードで得られる情報が多い」ということもあって、情報漏洩や悪用に不安を感じている人が多いのでは無いでしょうか、

マイナンバーカードは、自分の情報、保険証、そして、自動車免許証まで登録することもできますから。

様々な情報は登録されているけどさ、病院でアクセスできるのは保険証の情報だけで、他の情報には一切アクセスできないようになってるし、そんなに心配は無いと思うけど。

それよりも、情報が集約されたカードになるから、紛失することの方が心配だ。

紛失ですか、、、

それは、現在の紙の保険証や、免許証でも同じことだと思います。

きっと、あと１〜２年もすれば、ほぼ「マイナ保険証」利用になるだろう。

そう簡単に移行するでしょうか？？

ほら、一昔前に「スマートフォン」が流行り出した頃。

「私はスマートフォンを使いたいとは思わない。最後までガラケーで行く」みたいなことを言ってた人が周りに結構いてさ。

結局、誰もが、ウチより先にスマホに変えてたよ。

そして、その後、「あなた、まだガラケーなの？？」と、逆にスマホの利便性を訴えかけてこられてさ。

人って、利便性が高ければ、そっちにいくものなんだよ。

だから、よっぽどの覚悟がある人しか「資格確認書」を使い続けないと思う。

ガラケーからスマホへの変更と同様とは言えないと思いますが、、、

「マイナ保険証」に慣れて、誰もが利用するようになれば、病院側でも「資格確認書」の提出の方が嫌がられるようになっていくかもしれません。