おおよそ『13時間前』頃に流れていたCMです。
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レゲエ界のレジェンド、ジャマイカ出身の「Jimmy Cliff:ジミー・クリフ」さんが死去したそうだ。
享年81歳。レゲエの世界では、「ボブ・マーリー」さんと並んで評される人だな。

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えっと、、、私は知らないのですが、誰ですか??

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ほら、「クール・ランニング」って映画は知ってるかな??
ジャマイカの陸上選手達がボブスレーで冬季オリンピックを目指すという実話を元にしたコメディ映画。
あの映画の主題歌「I Can See Clearly Now:アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」を歌ってた人だよ。
日本では、この曲が一番有名なんじゃないかな。

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その映画は以前見たので知ってます。
主題歌は、記憶に残っているような、残っていないような、、、

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他には、「King of Kings」、「Waterfall」、「Vietnam」、「The Harder They Come」なんかの曲が有名だな。

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そもそも、「レゲエ」というジャンルがよく解らないんですよね。
中南米の「気だるい感じ」の印象しかありません。

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ほら、「踊る大捜査線」の主題歌「Love Somebody」は知っているよね。
「織田裕二 with マキシ・プリースト」名義で発売されたんだけど、この「マキシ・プリースト」さんが作詞者でレゲエ歌手なの。
だから、「レゲエ」は、こんな感じの曲だと思えばいいかも。

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「レゲエ」は裏拍を強調したリズム、、、、「ズンチャ、ズンチャ」の「チャ」の部分にアクセントがあって、、、
「Love Somebody」を聴いてもなんとなく判るとは思うけど、裏拍の強調については「東京スカパラダイスオーケストラ」の音楽を聴くのが一番わかりやすいかも。
「奥田民生」さんとコラボした曲「美しく燃える森」なんかを聞くと、裏拍の「チャ」の部分にアクセントが判ると思う。

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確かに「東京スカパラダイスオーケストラ」は、裏の強調が解りやすいですね。
でも、気だるい雰囲気は薄いですよ。

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そりゃそうだ。
だって「東京スカパラダイスオーケストラ」は「スカ:ska」というジャンルだからな。

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えっ!!
だったらジャンルが違うじゃないですか。

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いや、全く違うわけではなく、ジャマイカで1950年代に「スカ」というジャンルが生まれて、そのジャンルのテンポをゆっくりして生まれたのが「レゲエ」なんだよ。
要するに「レゲエ」は「スカ」の派生というか、「スカ」の発展系というか、捉え方はどちらでもいいと思うけど。

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なるほど。
でも、せっかくジャンルについて説明してもらいましたが、曲を聴く時は、そんなにジャンルを意識しませんよね。
これはテンポが速いから「スカ」とか気にしませんし。
なんとなく、中南米系風の音楽だろうと思うくらいですよ。

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まぁ、確かにな。
時代の流行りで、他のジャンルの要素が取り込まれたり、アーティストのスタイルでも音楽は変化するから、厳密に分類することは難しいだろうね。
ウチは、「ザ・スペシャルズ(The Specials)」というバンドを以前、よく聴いていたけど、「レゲエ」よりの「スカ」みたいな曲調だったな。

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ジャンルを気にしすぎても音楽は楽しめないと思いますので、自分の気に入った曲を好きに聴くのが一番ですよ。
同じような雰囲気の曲を探したい場合は、ジャンルがあると便利ですけど。

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「ジミー・クリフ」さんの訃報が予期せずジャンルの話題になってしまったな。
「レゲエ」というジャンルを世界に広めた彼の功績を讃えると共に、心よりご冥福をお祈りいたします。
Jimmy Cliff
I Can See Clearly Now
織田裕二 with マキシ・プリースト
Love Somebody
東京スカパラダイスオーケストラ
美しく燃える森
The Specials
A Message To You Rudy



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